「仕事で失敗して落ち込んでしまうと立ち直るのに時間がかかってしまう・・・。」
「気分転換が苦手で失敗を引きずるタイプで困っている・・・。」
このような特徴がある部下を持つマネジャーの方へ。
仕事で注意したり、叱らなければならない場面もあり、部下にどんなサポートしてあげたらいいか悩ましいですよね。
ポイントは、「落ち込んだ気分」を無理やり変えようとしないことにあります。
気分が落ち込んで失敗を引きずるタイプの部下への対処法
1.「気分」と「行動」は、結びついている
1つ目は、「気分」と「行動」は、結びついているです。
「落ち込んだ気分になる自分はダメ」「落ち込んだ気分を引きずってしまう自分はダメ」という習慣を変える行動をすることで、「気分」(心)を変えていきましょう。
2.「行動」を変えることで「気分」を変える習慣を身につける
2つ目は、「行動」を変えることで「気分」を変えるです。
ステップ1 いったん、自分のメンタルをリセットする
ステップ2 前向きな体質になる行動を習慣にする
3.「気分」を変える「行動」を習慣にするときの注意点
3つ目は、「気分」を変える「行動」を習慣にするときの注意点です。ポイントは3つです。
ポイント①「前向きにならないとダメ」と考えて無理をしない
ポイント②「ネガティブ思考」を否定しない
ネガティブな考えが浮かぶと、「自分はダメなんだ」「こんなことを考えている自分はダメ」と自分のことが嫌になることもあるでしょう。そのため「ネガティブ思考をなくしたい」と考える人も少なくないのですが無理なのです。なぜならネガティブ思考はすべての人間に備わる基本的な本能だからです。身を守るためには、時として物事をネガティブに受け止めるが必要になります。ですので、ネガティブ思考に対してマイナスイメージを持ちすぎないでください。ネガティブは誰もが抱く、ごく普通の感情です。問題なのは「ネガティブにとらわれてしまう」ことです。ネガティブにとらわれてしまうとなかなか抜け出すことができません。
ポイント③「今のままの自分でいい」と受け入れる
どうしても前向きになれない、そんな時は「今のままの自分でいい」と受け入れましょう。「自分なんて」と自分を否定し続けるのではなく、「今のままでいい」と肯定することが大切です。前向きになれない時は誰にだってあります。人間には感情がありますが、感情は思うようにコントロールできません。できないことに対して何とかしようとする行為は、無謀とも言えます。自分に対して「〇〇しなければ」「〇〇じゃなければダメ」と過剰に追い込むよりも、「今のままでいい」と受け入れましょう。自己肯定感が低い人の中には、素直に自分を受け入れられないということもあるでしょう。そんな時は本心からでなくとも「今のままの自分でいい」呟くことで、次第に自分を許せるようになります。
まとめ
落ち込んで引きずってしまう原因は、「コントロールできないことに悩む」「自己否定感が強い」ことにあります。もし、部下がそのような特徴があるなと感じたら、このブログ記事を参考にして、「もし、なにか力になれることがあれば相談に乗るよ。」と声をかけてみてください。
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