- 部下とのコミュニケーションがうまくいっていない・・・。
- 忙しくてなかなか部下とのコミュニケーションがとれなくて悩んでいる・・・。
- 相談しに来るタイミングが遅い部下がいて、対応に困ることがたびたびある・・・。
このような悩みをお持ちのマネジャーの方へ。
部下との意思疎通がうまくいかないと、仕事がスムーズに進まなくてつらいですよね。
もしかしたら、部下が相談しづらい「コミュニケーションコストの高いマネジャー」になっているかもしれません。
今回は、部下が進んで相談したくなる「コミュニケーションコストが低いマネジャー」の特徴とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
部下が進んで相談したくなる「コミュニケーションコストが低いマネジャー」の特徴とは?
コミュニケーションコストとは?
まず、コミュニケーションコストについて見てきましょう。
コミュニケーションコストとは、意思疎通までにかかる時間や労力のことです。
上司と部下のコミュニケーションに限らず、あらゆる仕事相手とのコミュニケーションコストの高低が、意思決定のスピード、生産性の向上、顧客満足度の向上、従業員のモチベーションアップに影響する重要な要素です。
コミュニケーションコストの高いマネジャーの特徴とは?
では、コミュニケーションコストの高いマネジャーの特徴を見ていきましょう。当てはまる特徴はありますでしょうか?
特徴① 話しかけづらい雰囲気
1つ目は、話しかけづらい雰囲気です。具体的な特徴は以下のとおりです。
(例)
- 忙しそうにしている
- イライラしている
- 途中で話を遮って最後まで話を聴こうとしない
- 感情の起伏が激しい
特徴② 理解するのに時間がかかる
2つ目は、理解するのに時間がかかるです。具体的な特徴は以下のとおりです。
(例)
- 部下に任せきりで業務内容を把握できていない
- 部下に何度も同じ説明を求めることが多い(事実関係、時系列など)
特徴③ 意思決定に時間がかかる
3つ目は、意思決定に時間がかかるです。具体的な特徴は以下のとおりです。
(例)
- その場で決められることを保留にしてしまう
- 意思決定の判断基準が曖昧でコロコロ変わってしまう
- 意思決定に必要な情報や手順を理解できていない
コミュニケーションコストを下げるポイント3つ
最後に、コミュニケーションコストを下げるポイント3つについて見てきましょう。
ポイント① 話しかけやすい雰囲気づくりをする
1つ目は、話しかけやすい雰囲気づくりをすることです。対策は以下のとおりです。
(例)
- 自席にいる時間を増やす
- 部下が相談に来たら、作業を中断して部下を見て話を聴く態勢を取る
- 部下の話を途中で遮らず、最後まで聴いてから話をする
ポイント② 理解するための工夫をする
2つ目は、理解するための工夫をすることです。対策は以下のとおりです。
(例)
- 5W1Hを意識して部下の話を聴く
⇒Who(誰が)Where(どこで)When(いつ)What(何を)Why(なぜ)How(どのように) - 部下に任せている仕事内容を改めて把握する
- 仕事の進め方や課題について部下と面談して把握しておく
ポイント③ 意思決定に必要な情報や手順を把握しておく
3つ目は、意思決定に必要な情報や手順を把握しておくことです。対策は以下のとおりです。
(例)
- 稟議手続き、関連書類について改めて把握する
- 意思決定で必要な関連部署との関わりについて改めて把握して、連携できるようにしておく
- 意思決定がしやすいように部下に相談の仕方について指導する
- コミュニケーションコストとは、意思疎通までにかかる時間や労力のこと。意思決定のスピード、生産性や顧客満足度の向上、モチベーションに影響する重要な要素である。
- コミュニケーションコストの高いマネジャーの特徴は、「話しかけづらい雰囲気」「理解するのに時間がかかる」「意思決定に時間がかかる」
- コミュニケーションコストを下げるポイントは、「話しかけやすい雰囲気づくり」「理解するための工夫」「意思決定に必要な情報や手順を整理しておく」
「コミュニケーションコスト」という考え方を頭に入れておくことで、部下との関係性や対話の内容を見直すきっかけにしていただき、部下が進んで相談したくなるマネジャーを目指していきましょう!
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