- この仕事、やりたくないなあ・・・。
- できれば、他の人に変わってもらえたらいいのに・・・。
- モチベーションが上がらなくて、他の仕事にも影響してるなあ・・・。
このような悩みを抱えている方へ。
やりたくない仕事のことを考えただけでため息が出ますよね。そんなときに大事なこと、それが「意味づけ」です。
やること自体は変わらなくても、やる意味を自分で変えることができますよね。実は、それだけネガティブな印象が変わってくるものなのです。
今回は、やりたくない仕事を任された時に自分を動機づけるポイントとは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
やりたくない仕事を任された時に自分を動機づけるポイントとは?
意味づけとは?
「意味づけ」とは、物事に何らかの意味・意義を与えること。それにどういった意味・価値・効用があるかを考え納得すること。
意味づけするときのポイント3つ
では、どのように意味づけをすればいいのでしょうか?ポイントは3つです。
1つ目は、前向きな視点です。やりたくない仕事をやらなければならない状況で、当然、後向きな気持ちになっています。でも、後向きな気持ちのままやろうとしてもモチベーションが上がらない。ですので、このひと工夫して乗り越えていくために、まず意識を前向きな視点に向けていくことが大切です。そのときにやってほしいことが自分への質問です。いくつか例をご紹介していきます。
(例)
- 「この仕事の良い点はなんだろう?」
- 「この仕事をすると誰が喜んでくれるかな?」
- 「そのとき、どんな気持ちになるのかな?」
2つ目は、長期的な視点です。やりたくない仕事というのはどのくらいの期間する仕事のことを指していますか?短い仕事であれば数分程度でしょうか?仮に長くて数か月から一年だったとしても、その期間でずっとやりたくない仕事だけをしているわけではないと思います。自分のキャリアや人生という長期的な視点に立ってその仕事をみてもらいたいのです。ここでも、自分への質問をしてみてください。いくつか例をご紹介します。
(例)
- 「もし、この仕事が自分のキャリアや人生に役立つ点があるとしたらどんなことがあるかな?」
- 「これまでにやりたくない仕事や経験をしたけど、後から振り返ってみたときにやっておいたと思うことがあるとしたらどんなことがあったかな?」
- 「そのとき、どんな気持ちだったかな?」
3つ目は、自分にとって役立つ視点です。「前向きな視点」「長期的な視点」によって、やりたくない仕事を眺めた後で、改めて自分にとって役立つことがないか考えてみましょう。それが具体的であればあるほど、自分を動機づける力に変わっていきます。この点があいまいなままですと、後向きな視点に戻ってしまいますのでやっていきましょう。ここでも、自分への質問をしてみてください。いくつか例をご紹介します。
(例)
- 「この仕事をするときに、活かしている知識はなんだろう?」
- 「この仕事をするときに、活かしているスキルはなんだろう?」
- 「この仕事をするときに、活かしている経験はなんだろう?」
- 「この仕事をすることで、より学べる知識・スキル・経験はなんだろう?」
まとめ
- 「意味づけ」とは、物事に何らかの意味・意義を与えること。それにどういった意味・価値・効用があるかを考え納得すること。
- 意味づけをするときのポイントは、「前向きな視点」「長期的な視点」「自分にとって役立つ視点」
「なんでこんなことやらなきゃいけないの?」「この仕事、なんの意味があるのかな?」と疑問に思ったことがあったとしても、後から振り返ったときに「あのとき苦労した経験が活きた」「あのときは嫌だったけど、やっておいてよかった!」と思えることがあるものです。数年後にその答え合わせを楽しみにする、これも立派な意味づけだと思います。ぜひ、一度試してみてくださいね!
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