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【リーダーシップを発揮する!】社内で周りを巻き込むコツ 

【リーダーシップを発揮する!】社内で周りを巻き込むコツ 




「社内の関係部門の人に協力してもらえない」

「○○部門の○○さん苦手で、仕事しづらいな・・・」
「周りを巻き込んで仕事ができるようになりたい」

 

と、感じているビジネスマンの方に、



1、協力的な人と非協力的な人との違いとは?

2、苦手な人とのコミュニケーションで気をつけること

3、周りを巻き込んで仕事ができるようになるコツ



の3つについて、


実務経験13年、一般社団法人日本能率協会講師歴6年、パーソナルコーチング歴10年の私が解説します。



1、「協力的な人」と「非協力的な人」との違いとは?

「協力的な人」と「非協力的な人」との違いは、相手と「協力関係づくり」ができているかどうかです。

「協力関係づくり」とは、「お互いに、協力して仕事を進めていきましょう」ということを話して、お互いに合意している状態のことを言います。


「同じ会社で仕事していたら、それは当然でしょ?」


と、思う方もいるかもしれません。もちろん、中にはそういう方もいらっしゃいます。しかし、多くの方は、自分が所属する部署で、自分が担当する業務をどう進めるかにフォーカスして仕事をしています。


あなたが依頼した仕事に対応することで、

「自分が担当する業務に影響が出ないかな?」
「時間的にも、作業的にも負担になったらどうしよう?」


といったことを、口に出さなくても考えていたりします。

ですので、

 

仕事を依頼するときに、「お互いに協力して進めていきましょう。よろしくお願いします。」という話をしておくかどうかで、相手の受け止め方が変わってきます。一声かけてから依頼しましょう。



2、苦手な人とのコミュニケーションで気をつけること


ポイントは、仲良くしなければと思わず、あくまで仕事の関係者というスタンスで、依頼した仕事に協力してもらうことにフォーカスするということです。

 

関係部門の人とのコミュニケーションで気をつかう点としては、直属の上司がお互いに違うことです。

 

同じ部署の人同士であれば、上司と相談することができます。しかし、他の部署の人の場合、その部署の事情や状況によって、こちらの要望通りにできるとは限らないので、スムーズに仕事を進めるために必要なコミュニケーションのポイントを押さえておくことが大切です。

 

気をつけるポイントは3つです。

 

(1)「お願いしたいことを具体的に伝える」

 

具体的にというのは、

 

「いつまでに」

「なにを」

「どうして欲しい」

「なんのために」


この4点を具体的に伝えるということです。

 

例でご説明します。

 

(例)調達部門のAさんが、技術部門のBさんに技術評価を依頼する

 

「いつまでに」 9月30日までに

「なにを」 ○○部品について

「どうして欲しい」 技術評価をして欲しい

「なんのために」 合理化会議で決まったコスト削減を実現するため

 

特に、注目して欲しいのが、「なんのために」です。

 

技術部門のBさんに、「ただ、他部門から仕事をお願いされた」ではなく、「当事者の一人」であることを自覚してもらうために伝えることが大切です



(2)「ひと手間かけて依頼する」

 

ひと手間かけてというのは、一方的に依頼しないということです。

 

先ほどの例でご説明すると、

 

(例)調達部門のAさんが、技術部門のBさんに技術評価を依頼する

「技術評価に必要な書類があれば、こちらで取引先に依頼しますので、お声がけください。」

 

といった形で、一方的に押し付けられたという印象をもたれないよう、協力できることは協力しますという意思を具体的に伝えます。

 

 

(3)「仕事が終わったら、感謝の気持ちを伝える」

 

苦手な人との仕事が終わって、ひと安心という気持ちになりますが、次の仕事のことを考えて、声かけしておくことが大切です。

 

(例)

「お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。また、機会がありましたら、よろしくお願いいたします。」

      

 

3、周りを巻き込んで仕事ができるようになるコツ

 

「周りを巻き込んで仕事をする」とは、「周りの人に、自分が担当する仕事を協力してもらう」ということを言います。

 

言い換えると、

「周りの人の力をお借りして、自分の仕事に参加してもらう」ということです。

 

そのためには、周りの人が、

 

1、「どんな仕事をしていて」

2、「どんなことが得意で」

3、「どんなことで、自分の仕事に協力してもらえそうか」

 

ということを、日頃から意識しておくことがスタートです。

 

自分の仕事が忙しいと、周りの人がどんな仕事をしているかわからないということがありますよね。ふだんから仕事で関係する人たちが、どんな仕事をしているのか関心を持つことから始めましょう。仕事の際、ちょっと時間があるときに、今、どんな仕事をしているのか聞いてみるといいですね。

 

いざ、仕事をお願いするときは、「2、苦手な人とのコミュニケーションで気をつけること」で、お伝えした3つのポイントを意識して、依頼していきましょう。



【まとめ】

・協力関係づくりは、「お互い協力して進めていきましょう」という意思を伝えることから始める

・苦手な人との仕事は、仲良くすることは考えず、依頼したいことをストレートに伝える

・「周りの人を巻き込む」には、「周りの人が自分の仕事とどう関係しているか」に注目しておく
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