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【感情的にならない!】ミスばかりする人への対処法

【感情的にならない!】ミスばかりする人への対処法




「同じミスを繰り返す人がいて、頭が痛い・・・」

「ダメとわかっていても、つい厳しく当たってしまう」

「感情的にならず、冷静に対処できるようになりたい」


  

と、感じているビジネスマンの方に、



1、同じミスを繰り返す人の特徴とは?

2、相手に厳しく当たる前にやっておくこと 

3、相手と気持ちよく仕事ができるようになるコツ

 

 

の3つについて、


実務経験13年、一般社団法人日本能率協会講師歴6年、パーソナルコーチング歴10年の私が解説します。




1、同じミスを繰り返す人の特徴とは?

 

まず、同じミスを繰り返す人の特徴を3つご紹介します。

      

(1) ミスをしても気にしないタイプの人

「誰でもミスはするよ。人間がやっているのだから。」といったことを言うタイプです。

性格的にはおおらかで、人当たりはいいのですが、内心は「周りにフォローしてもらおう」と思っていたりします。

(2)過去の失敗を引きずるタイプの人

過去に大きな失敗をして、お客様や周りに迷惑をかけた印象が強く残っていて、そのことを引きずっていタイプです。

「ミスをしないようにするにはどうしたらいいか?」ということよりも、「怒られないようにしよう」ということにフォーカスしてしまい、その場を取り繕うことができればいいと思っていたりします。

 

(3)自分のやり方を通したいタイプの人

相手に合わせてというよりも、自分のやり方を通したいと思っているタイプです。

こうと決めたらその通りにやらないと気が済まない頑固な一面があり、「自分はこれだけ頑張ってやっているのだから、これくらいのミスはフォローしてくれてもいいでしょ」と思っていたりします。



2、相手に厳しく当たる前にやっておくこと 

 

ポイントは、「繰り返し同じミスをする人に対して、自分はどう感じているのかをいったん受け止める」ということです。

 

相手に対して、自分が感じているネガティブな感情をそのままぶつける前に、自分は何に対して怒っているのか、イライラしているのかを理解することで、冷静に相手と話をするための準備をすることができるからです。

 

例えば、

 

「毎回、フォローする私の身にもなってよ・・・。」

「他にもやることがあって忙しいのに、困るよなあ・・・。」

「いい加減、一人でできるようになってもらいたいよ・・・。」

 

といった本音を紙に書き出してみてください。

いったん、そのネガティブな感情を頭の中から出すことで、頭をスッキリさせましょうということです。

 

スッキリしない状態で、そのまま相手に自分の感情をぶつけるのではなく、頭をスッキリさせた状態で、相手とどう話をするかについて考えます。

 

もしかしたら、

「同じミスを繰り返した人が悪いのに、なぜ、そんな手間をかけなきゃいけないの?」

 

と思う方もいるかもしれません。

 

でも、一番大切なことは、「自分の仕事を最後までやり遂げる」ことです。

 

「仕事相手の好き嫌い」にだけフォーカスしていると、自分が苦しくなってしまいますし、「嫌いな人」にフォーカスしてしまうと、これまで気にしていなかった人の嫌なところばかり気になってしまい、余計に苦しくなってくるものです。


仕事相手と、最後まで仕事をやり遂げるためにどうすべきかに集中し、次の仕事に向き合えるようになるために、ひと手間かけて、ネガティブな感情を書き出してみてください。


3、相手と気持ちよく仕事ができるようになるコツ

 

ポイントは2つです。

 

(1)仕事の進め方について相手と確認する

 

「仕事の進め方について確認する」というのは、

 

その仕事に対して、

「自分はどこまで、何をするのか?」

「相手には、何をしてもらうのか?」

 

について、相手と話をしながら確認するということです。

 

そこをあいまいなままにしておくと、相手がやるべきことまで、自分がフォローすることになってしまいます。

 

今一度、相手と確認することからやってみてください。

 


(2) 同じミスしないようにするためにどうしたらいいか相談に乗る


「自分のやること」「相手がやること」について、相手と話ができたら、ミスをしないようにするために、どうしたらいいか相談に乗りましょう。

 

相手は、同じミスしないようにするためにどうしたらいいのかわからない場合も出てきます。

 

そのときは、

「その仕事をどうしたらできるようになりそうですか?」

「私でよければ、相談に乗りますよ。」

 

というふうに、相手に質問してみてください。

 

※上司やお客様と話をする場合は、「相談に乗る」というのは上から目線であまりいい印象にはならないので、「ご提案ですが」「ご要望がありまして」という形で伝えましょう。

 

「これなら、ミスしないようにやってもらえそうだな」と思えるものにするために、一緒に考えますよと伝えることで、「これは、ちゃんとできるようにしないとダメだな」と思ってもらうためです。

 

自分一人で抱え込んでしまい、相手に対してモヤモヤした気持ちが大きくなって、他の仕事にまで影響が出ているのであれば、どうしたら気持ちよく仕事ができるかを、相手と一緒に相談しながら進められるようにしていきましょう。



【まとめ】

・同じミスを繰り返す人は、それぞれ特徴があることを理解する。

・相手と冷静に話し合うために、まずネガティブな感情を紙に書き出す。

・自分と相手のやることを明確にした上で、相手の問題について相談に乗る。
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