- 若手社員向けの研修を検討している・・。
- 上司から若手社員のレベルアップにつながる内容にしてほしいという指示が出ているが・・・。
- どのような研修にすればいいか教えてほしい!
このような課題をお持ちの研修担当者の方へ。
若手社員向けの研修の方向性を検討するにあたっておすすめしていること、それが「調整・交渉力向上」です。「若手社員の方、研修を担当される人事・総務部門の方、双方にとって必要ですよ」とお伝えしています。
今回は、【研修担当者向け】若手社員に調整・交渉力向上が必要な3つの理由とは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【研修担当者向け】若手社員に調整・交渉力向上が必要な3つの理由とは?
1つ目の理由は、若手社員の能力アップに必要なためです。
若手社員に求められる最も重要なことは、
ことですよね。
そのためには、上司や教育係の先輩がやってくれていたことについて若手社員が自分ひとりでできるようにすることが必要です。上司や教育係の先輩がやってくれている主な対応は以下のとおりです。
上司や教育係の先輩が対応してくれた主な対応(例)
- 担当する仕事で関わる人とコミュニケーションを取る(報告・連絡・相談など)
- 担当する仕事に関わる仕事で生じる調整を行う(日程調整や仕事の進め方など)
- 担当する仕事に関わる仕事で生じた問題を解決する(トラブルやクレーム対応など)
そのためには、調整・交渉力を向上させることが必要になります。
理由② 若手社員が昇進したときに必要となるため
2つ目は、若手社員が昇進したときに必要となるためです。
一般的な役職は以下のような形が多いですよね。
昇格するたびに、仕事で関わる部署や人の範囲が広がっていきます。仕事で関わる人の範囲が広がるということは、それだけ関わる人との調整や交渉する機会が増えてきます。また、調整・交渉場面で扱う内容がより重要度や難易度が高いものになっていきますので、それぞれの役職に合わせた調整・交渉力の向上が必要になってきます。
若手社員には、昇進後に求められる調整・交渉力を今の段階から高めておく必要があります。例えば以下のとおりです。
- チームリーダーとしてチームメンバー間で生じる問題を解決する
- 関係部門や外部関係者との間で生じる問題について調整・交渉する
3つ目の理由は、若手社員の離職防止のためです。
研修を担当される人事・総務部門の目標の一つに若手社員の離職防止が挙げられます。特に毎年採用コストをかけて採用している新卒社員にはできる限り長く勤めてもらいたいですよね。
その若手社員が離職する主な理由の一つに、「職場の人間関係」が挙がります。例えば以下のとおりです。
- 上司からの要望に応えられず対応に苦労している
- 職場のメンバーに気軽に相談することができず悩みを抱え込んでしまう
- 仕事の関係者からのクレームに対応することができずストレスを感じている
もちろん、このような職場の人間関係の悩みを解決していくためには、会社全体で「ハラスメント対策」や「風通しの良い職場づくり」を進めていく必要があります。
しかし、若手社員自身も仕事の関係者とのコミュニケーション能力を高めていくことも重要です。その中でも自分に関わる問題やトラブルに対応するために必要な調整・交渉力を高めていく必要があります。
詳しくは以下のブログでもお伝えしていますので、合わせてご覧ください。
【研修担当者向け】若手社員の人間関係の悩みを放置してはいけない理由とその対処ポイントとは?
まとめ
- 理由① 若手社員の能力アップに必要なため
- 理由② 若手社員が昇進したときに必要となるため
- 理由③ 若手社員の離職防止のため
研修で接していると、若手社員のみなさまは、コロナ禍に就職活動を行い、就職後に経験しておきたい「職場での実務経験」や「人間関係の構築」「仕事で生じる問題やトラブル対応」が不足していると実感します。不足している経験を補うためにも研修を活用することが必要です。若手社員の研修を検討されている研修担当者様向けに無料でご相談をお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
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