- 福岡県の中学校で担当教員が出願期限を勘違いして願書が受け付けられず・・・。
- 生徒3人が志望校を受験できなかったことが発覚・・・。
- 「あってはならないミス」として全国的に話題になっている・・・。
この報道をご覧になった研修担当者の方へ。
「中学校側の対応が悪い」「高校側も柔軟に対応すべき」「中学校がまとめて願書を出す仕組みを変えるべき」といったさまざまな意見が出ています。
それぞれの意見は尊重しつつ、受験できないという「最悪の事態」を回避するために、保護者側がすべきことについて考えてみました。
今回は、【研修担当者向け】「中学校の願書出し忘れ問題」報道を受けて保護者側が最悪の事態を回避するためにすべきことは?についてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【研修担当者向け】「中学校の願書出し忘れ問題」報道を受けて保護者側が最悪の事態を回避するためにすべきことは?
事態の経緯について
まず、事態の経緯について、インターネットのニュース記事をご紹介します。
福岡市東区の私立博多女子中学校で、担当教員が公立高校の出願期限を勘違いして願書が受け付けられず、3年の生徒3人が志望校を受験できなかったことが発覚。「あってはならないミス」として、全国的な話題になっている。
生徒3人は、古賀市の公立・古賀竟成館高校の受験を希望し、中学を通じて願書を提出する予定だった。提出期限は2月16日正午だったが、担当教員らは県立高校と同じ20日が期限だと思い込んでいた。そして、16日午後2時になって高校に願書を届けたが、期限を2時間過ぎたとして受理されず、生徒は22日に実施された入学試験を受けられなかった。
憤った生徒の保護者が地元のテレビ局に訴えて事態が明るみになり、中学側は「生徒の将来に関わる、あってはならないミスで、心から申し訳なく思っている」旨のコメントを出した。(SmartFLASHより引用)
保護者側が最悪の事態を回避するためにすべきことは?
それでは、「願書出し忘れ」という最悪の事態を回避するためにすべきことについてお伝えしていきます。
願書は中学校側が取りまとめて、志望校に提出するという形式を取っているという報道がありました。実際の経緯は関係者でないとわからないのですが、中学校側の責任で対応するものだとしても、保護者としてどのように対応されるのかについて把握しておくことが必要だと思いました。
ポイント②「願書提出までのスケジュールを把握する」
中学校任せにしないようにするためには、願書提出までのスケジュールを把握することがポイントです。
- 願書の提出期限を確認する
- 提出期限までに中学校側が行う手続きを確認する
- 提出期限までに保護者側が行う手続きを確認する
それぞれの手続きがいつまでにどのような形で行われるのかを把握しておき、保護者側で対応すべきことを含めて具体化します。
ポイント③「願書が提出されるまでのフォローアップをする」
願書提出までに必要なそれぞれの手続きが期日までに行われたかどうかを確認しながら必要に応じてフォローアップしていきます。報道によると、担当教員側が提出期限を勘違いしていたことが原因とされています。このような勘違いによるミスがないかどうかを確認しておけば、回避できたかもしれないからです。
まとめ
- 最悪の事態を回避するためのポイント①「中学校任せにしない」
- 最悪の事態を回避するためのポイント②「願書提出までのスケジュールを把握する」
- 最悪の事態を回避するためのポイント③「願書が提出されるまでのフォローアップをする」
もちろん、受験できなかった受験生へのケアと補償について最善の対応がなされることを期待します。ですが、「中学校側が責任を持って対応すべきことだから」と責め立てるだけでなく、保護者側も中学校側と協力して最悪の事態を回避するために、お互いに確認・フォローアップを行いながら進めていく姿勢が大切だと考えます。
それは、今年のテーマとして取り上げた「調整・交渉力」を関係者それぞれで発揮することが必要だと痛感する報道だったと思いました。
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