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研修を受けた部下が学びっぱなしにならないためのポイント3つ

研修を受けた部下が学びっぱなしにならないためのポイント3つ

  • 部下に研修を受けさせているが、仕事に活かせていない・・・。
  • 部下の様子を見ていると学びっぱなしにしている気がする・・・。
  • 部下が研修で学んだことを仕事に結びつけられるようにしたい!

といったお悩みを抱えているマネジャーの方へ。


研修を受けさせたのに仕事に活かそうとしない部下の対応には困りますよね。


実は、ちょっとした工夫をするだけで研修の効果が変わってきます。

今回は、研修を受けた部下が学びっぱなしにならないためのポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。


研修を受けた部下が学びっぱなしにならないためのポイント3つ


ポイント1「研修を受ける理由」が理解できている

1つ目は、「研修を受ける理由」が理解できていることです。


学んだことを成果につなげられる人は、「研修を受ける理由」が理解できています。研修受けさせる前にその理由について部下に説明しておきましょう。ポイントは、部下がこの研修を受ける必要があるなと思ってもらえるように伝えることです。


(例)

  • (調達部門の場合)「コストダウンで成果を上げられるように、そのために必要なことを学んでほしい」
  • (営業部門の場合)「お客様の課題やニーズを引き出すことできるように、コミュニケーションスキルについて学んでほしい」
  • (若手・中堅社員の場合)「今後、リーダーとして活躍してほしいので、リーダーシップについて学んでほしい」


ポイント2「研修後のゴール設定」ができている

2つ目は、「研修後のゴール設定」ができていることです。「研修後のゴール設定」とは、研修で学んだことを仕事にどう活かすのかについて部下が自ら決めることです。実践するためは最終的に部下自身で決めることがポイントです。「やらされ感」があると実践しても長続きしないからです。 研修後に部下と面談して「研修後のゴール設定」を行いましょう。


(例)

  • 「研修ではどんなことを学べたのかな?」
  • 「これからの仕事にどう活かしたいと思う?」
  • 「半年後にどうなっていたいかゴール設定をしてみよう」


ポイント3 明日からのやるべきことが決まっている

3つ目は、明日からのやるべきことが決まっていることです。ポイントは、研修で学んだことの中からなにを活用するのか決めることです。この部分があいまいな状態ですと、結局手をつけずにそのままになってしまいます。以下の例のような形でやるべきことを具体化できるよう、部下に質問しながら具体化するところをフォローしていきましょう。


(例)
  • (調達部門)「コストダウンを進めるには、関係部門との信頼関係が大切なことがわかったので、まず関係部門が自分に求めていることを確認してみよう。」
  • (営業部門)「お客様からニーズをヒアリングするときは傾聴スキルが大切なことがわかったので、学んだ方法を活かして商談で工夫してみよう。」
  • (若手・中堅社員)「リーダーシップを発揮するには、メンバーに方向性を示すことが大事だとわかったので、事業方針や目標を確認して考えてみよう。」


まとめ

  •  「研修を受ける理由」が理解できている
  •  「研修後のゴール設定」ができている
  •  明日からのやるべきことが決まっている

研修を受けて学びっぱなしの方の特徴は、学んだことを仕事にどう活かしたらいいかわからずそのままにしてしまう方が多いです。研修終了後に面談して具体化するところをフォローしてあげるだけで変わってきますので、ぜひやってみてくださいね。



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