- これから面倒な仕事をしなければならないと思うと気が重い…。
- すぐに取りかかればいいと思っていてもつい先送りしてしまう…。
- 締切前にバタバタする仕事の仕方を変えたい!
そんな悩みをお持ちの方へ。もしかしたら、仕事を始める前の準備「10分作戦」をするだけで解決できるかもしれません。実は、私もこのやり方で気が進まないときは実行するようにしています。
今回は、面倒な仕事を後回しにしないで進めるポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
面倒な仕事を後回しにしないで進めるポイント3つ1つ目は、「ひとり10分作戦」を行うことです。面倒な仕事にとりかかるとしたら、なにをすべきか考えて紙に書き出します。ポイントは、10分で終わる作業にすることです。後回しにしたくなる時は、面倒な仕事を大きな塊として見ているので面倒だなという気持ちになってしまうことが多いですよね。「その仕事の中で、10分間だけやるとしたらどんなことができるだろうか?」と自分に質問してみてください。仕事に取りかかる前の準備でもOKです。もし、「10分でなく5分だったらできそうかな」という方は5分でもOKですが、5分で終わる作業を考えましょう。
(例)
- 報告書作成の仕事で、まず作成するための資料を用意する
- お客様への提案書作成の仕事で、まずお客様のホームページを確認する
2つ目は、「10分作戦」実行!です。スマホ等のタイマーまたはストップウォッチの機能を使います。手元に用意し、スタートボタンを押したら取りかかりましょう。10分経過して気が乗らなければそのまま終了しましょう。もし、気分が乗ってきて「もうちょっと続けられそうだな」と思ったらそのまま続けてもかまいません。そのときは、タイマーを止めず、どのくらいの時間進められたか測っておきましょう。
(例)
- 10分経過⇒気が乗らない⇒そのまま終了
- 10分経過⇒もうちょっと続けられそうだな⇒できるところまでやって終了(時間を測定しておく)
ポイント③ 次回へ向けて「ひとり10分作戦会議」を行い、このサイクルを繰り返す
3つ目は、次回へ向けて「ひとり10分作戦会議」を行い、このサイクルを繰り返すことです。10分とはいえ、なんらかの作業を行うことで次にすべきことがより具体的になってくるはずです。ここでもうひとがんばりして、次回のスケジュールとやるべきことをメモしておきましょう。そうしておけば、なにをすればいいか確認することなく再開することができます。このサイクルを繰り返すうちに、「10分とは言わずできるところまでやっておきたい!」「もうちょっとがんばれば終わるなら今日のうちに仕上げておこう!」という気持ちになってきます。
(例)
- 報告書作成の仕事で、〇月〇日朝9時から10分間、報告書の1つ目の項目に取りかかる
- お客様への提案書作成の仕事で、明日13時から10分間、想定されるお客様の課題を1つ書き出す
- ポイント①「ひとり10分作戦会議」を行い、10分でできることを1つ決める。
- ポイント②「10分作戦」実行!10分経過して気が乗らなければそのまま終了。もうちょっと続けられそうだと思えばできるところまでやって終了。
- ポイント③ 次回へ向けて「ひとり10分作戦会議」を行い、このサイクルを繰り返す。
「10分作戦」には、面倒な仕事への心理的な抵抗感をなくしていく効果があります。取りかかる前の「面倒だな」という心理的ハードルさえクリアしてしまえば、あとはそんなに苦労せず、その勢いに乗って気づいたら終わっていたということもあります。このブログを見て「やってみようかな」と思った方は、ぜひ、この後チャレンジしてみてくださいね!
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