- 調整・交渉をテーマにした研修を行ったが・・・。
- 調整・交渉で合意したことを実行してもらえない相手への対処法についての質問があった・・・。
- どう対処したらいいか教えてほしい!
このような悩みをお持ちの研修担当者の方へ。
せっかく調整・交渉で合意できても、それを実行してもらえない相手に対してどう対処したらいいか悩みますよね。
以前、受講者の方からご質問いただいたことがありますので、今回のブログで共有できればと思います。
今回は、【研修担当者向け】調整・交渉で合意したことを実行してもらえない相手への対処ポイント3つについてお伝えしますので、ぜひご覧ください。
【研修担当者向け】調整・交渉で合意したことを実行してもらえない相手への対処ポイント3つ
ポイント① 合意後に実行してほしいことを具体的に提示する
1つ目は、合意後に実行してほしいことを具体的に提示することです。
調整・交渉場面では、大筋について合意できると安心してしまい、具体的なスケジュール・やるべきことを決めずに話を終えてしまいがちです。合意したことを実行してもらえない原因の1つに「やるべきことがわからないからできない」というものがあります。「調整・交渉相手にやってほしいことは?」「それはいつまでにやってもらいたいのか?」を具体的に提示しておきましょう。
2つ目は、提示した内容は記録に残しておくことです。
よくあるケースとして、口頭で伝えて了承してもらえたので大丈夫だと思っていたら、「調整・交渉相手が忘れていてやっていなかった!」というものがあります。記録として残しておけば、「以前、このようにお願いしておりますがどのような状況でしょうか」と確認することができます。
合意した内容にもよりますが、「契約書」「議事録」「メール」など、目的に合わせて使い分けていきましょう。
3つ目は、実行できていないかったらフォローすることです。
このときに、ポイント②でお伝えした提示した内容を記録しておくとフォローしやすくなります。記録を引用して状況を確認してフォローすることができるからです。フォローのポイントは、できていない相手を責めないことです。「なんでやっていないんですか!約束しましたよね!」といった感じで責め立ててしまうと、相手のモチベーションが下がってしまい、その都度フォローしなければならなくなります。
進捗状況を確認して、次のステップに導くためにフォローしていくという感覚で接していくと、相手が自ら気づいて「ちゃんとやらなきゃな」と思えるようになってきます。
まとめ
- ポイント① 合意後に実行してほしいことを具体的に提示する
- ポイント② 提示した内容は記録に残しておく
- ポイント③ 実行できていなかったらフォローする
調整・交渉後のフォローアップは一見手間がかかるように感じるかもしれません。でも、「ひと手間」かけて打つべき手を打っておくと、後々トラブルになったり、関係者に迷惑をかけることなく進めることができるようになりますので、ぜひやってみてくださいね!
応援のチカラでは、調整・交渉後のフォローアップの方法についても研修プログラムに盛り込むことが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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